NY株続落、228ドル安

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共同通信

 【ニューヨーク共同】26日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前日比228.96ドル安の3万3301.87ドルで取引を終えた。米銀行の経営への不安が再燃して景気への悪影響を懸念した売りが優勢となり、300ドル弱下落する場面もあった。

 預金流出が続いていることが明らかになったファースト・リパブリック銀行について、米規制当局が評価を引き下げることを検討していると報じられた。同行の先行き不透明感が高まり、投資家が警戒感を強めた。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は反発し、55.19ポイント高の1万1854.35。