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共同通信
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公明党の石井啓一幹事長は28日の記者会見で、LGBTなど性的少数者への理解増進法案を巡る自民党内の議論について、与野党が過去に合意した案の趣旨を維持するよう注文した。「超党派でまとめた案と趣旨が変わらないことが大事だ」と強調した。
同時に「最終的に自民がどういう形でまとまるか、見守っていきたい」と述べた。5月の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)前の成立も重ねて求めた。
法案を巡っては、与野党の実務者が2021年5月に合意したが、自民保守派が「差別は許されない」との文言について、訴訟が多発しかねないと反発。自民執行部の判断で国会提出が見送られた経緯がある。