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共同通信
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神戸市は28日までに、対話型人工知能(AI)「チャットGPT」など文章や画像を作成する生成AIを職員が業務で利用するルールを定めた条例改正案を5月の定例市議会に提出すると明らかにした。生成AIに関する条例は全国初としている。
「市情報通信技術を活用した行政の推進等に関する条例」を改正。市民の氏名や病歴などの個人情報や、市の非公開情報など外部に漏えいした場合に影響がある情報の入力を禁じる。市民の権利保護のため、内部のガイドラインで定めるだけでは不十分とした。
久元市長は27日の定例会見で「安全な生成AIの利用や個人情報、機密情報を入れないことを盛り込む見込みだ」と話した。