退避の日本人、29日帰国へ

Published by
共同通信

 戦闘が続くアフリカ北東部スーダンから周辺国のジブチに退避した日本人が日本時間の28日午後にもチャーター機で現地を出発し、帰国する方向で政府が調整を進めていることが27日、複数の関係者への取材で分かった。29日に羽田空港へ到着する見通し。

 ジブチ入りした武井俊輔外務副大臣によると、スーダンから国外退避した邦人とその家族は計59人。そのうち55人がジブチに滞在している。一部はスーダンの首都ハルツームからポートスーダンまで陸路で移動して自衛隊機でジブチへ退避。フランスなどの協力を受けて出国した人もいた。