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共同通信
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公明党の山口那津男代表が、岸田文雄首相との会談で、自民党の4勝1敗となった衆参5補欠選挙の結果を受けて、政策課題の実現を優先するよう求めていたことが分かった。山口氏が28日の福島県郡山市の党会合で「調子に乗ってアクセルをふかさず、重要課題に一つ一つ着実に答えを出していくことが大事だ」との認識を確認したと明かした。
山口氏は会談の日時は明言しなかったが、今月25日に首相と官邸で会食しており、その際のやりとりとみられる。公明は統一地方選でフル稼働した支持母体・創価学会の選挙疲れを懸念。早期の衆院解散・総選挙に慎重な姿勢を示している。