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共同通信
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政府は29日付で23年春の叙勲受章者を発表した。今回最高位の旭日大綬章には岡田卓也元ジャスコ社長(97)ら5人を選んだ。俳優の風間杜夫(本名・住田知仁)さん(74)には旭日小綬章を贈る。受章者は旭日章861人、瑞宝章3148人で計4009人。うち女性は417人、民間出身者は1892人だった。
旭日大綬章はほかに池上政幸元最高裁判事(71)、木沢克之元最高裁判事(71)、古賀信行元野村証券社長(72)、広瀬道明元東京ガス社長(72)。旭日中綬章には自然人類学者の長谷川真理子さん(70)らが選ばれた。瑞宝大綬章は岩崎茂元統合幕僚長(70)と奥島孝康元早稲田大総長(84)の2人だった。
分野別では、産業振興から中本晃元島津製作所社長(77)が旭日重光章を、大沢一彦日本食研ホールディングス会長(82)が旭日小綬章を受章。学術研究では物理学で業績を上げた安藤恒也東京工業大名誉教授(77)が瑞宝重光章に決まった。
医療・福祉では岡林弘毅元高知県医師会会長(80)が旭日小綬章に選ばれた。