第5回 4つ星ホテルGMの★NY探訪
これからのシーズンに是非、訪れていただきたい場所2選!!
5月、6月のニューヨークの行楽シーズンが到来!行きたいところが盛りだくさんですね。暖かくなると地元のクラフトビール巡りが楽しみです。6月末からは蛍のシーズンも到来し、NYのあちらこちらでたくさんの蛍が見られそうです。
今回はその時期に是非、訪れていただきたい場所をご紹介します。
おすすめ その1
チャップリンも滞在した別荘地
Nyack
ナイアックはハドソン川にかかるクオモ橋(旧タッパンジー橋)の西側のたもと、ニューヨーク州ロックランド郡にある小さな町です。かつては水上交通の要所として、船で移動する人々の往来でにぎわいました。メインストリートには古い街道の面影が残っており、美しいハドソン川を眺めながら観光することができます。歴史を知るとより情緒を感じられます。もともとナイアック・インディアンと呼ばれる人々が住んでいたナイアックの町は1782年に設立され、マンハッタンに住む富裕層の避暑のための別荘地として栄えました。チャールズ・チャップリンが3番目(もしくは4番目)の妻ウーナ・オニールとともにカリフォルニアを出て、この町の古い一軒家を借りて5週間滞在したことも有名な話です。メインストリートはアメリカのローカルな雰囲気を感じられ、雑貨店やピザ店などいろいろな店が並びます。クラフトビールを提供する店もいくつかあり、Olde Village InneとPROHIBITION RIVERの2店舗は特におすすめ。のんびりと町を散策しながら半日過ごすことができます。道路わきまで店の机が並んで、ビールを飲みながら、週末の音楽イベントも聞きながら過ごしていただくと、これはまさにローカルのアメリカ!を感じることができる素敵な町です。
おすすめ その2
レストランもあるアメリカ最高峰の料理学校
Culinary institute of America
カリナリーインスティテュートオブアメリカ(CIA)は料理、パン作り、ペストリーアートの教育を専門とするアメリカの料理学校です。ニューヨーク州のほかにカリフォルニア州やテキサス州、シンガポールにもキャンパスがあり、授業料は年間約3万6000ドル。料理学校としてはめずらしく学士、修士号を取得でき、料理連盟認定のマスターシェフが講師として多数在籍することから、料理界のハーバードともいわれています。そんな校内に、一般の人も利用できる、生徒の研修の場として運営されている複数のレストランがあります。特におすすめなのが、フランス料理のThe Bocuse Restaurant(https://www.bocuserestaurant.com/)。若手シェフのアイデア溢れるコース料理をランチ29ドル、ディナー50ドル(料理によっては追加料金あり)というリーズナブルな価格で味わうことができます。各レストランでCIAの学生が目の前でサービスしてくれているのを体験すると、エネルギーを料理とサービスから頂くことができます。まさにアメリカ料理の原点であります。
Address
1946 Campus Dr
Hyde Park, NY 12538
Website https://www.ciachef.edu/
内海 健(うつみ・けん)
キャッスルホテル&スパ COO/GM
2015年にキャッスルホテルNYに着任。ホテルは4つ星を獲得(フォーブス、AAA)、2020年にこの地域を初調査したミシュランからミシュランレコメンドを受賞。結婚式サイトの最大手THEKNOTにて結婚式場として”殿堂入り”を果たす。2014年にサンカラホテル屋久島の取締役GM就任。トリップアドバイザーにて日本国内でラグジュアリーホテル1位表彰。
グロービス経営大学院(MBA)、Institute of culinary education in NY (Hospitality management) 2017修了。
兵庫県川西市出身。2014年末からNYでホテル事業に参画し、2019年はハワイのゴルフ場開発にも携わる。趣味はフライフィッシング、海釣り(釣り好きな方ご連絡ください、ご一緒にいきましょう)日本とアメリカの懸け橋ビジネスと展開中。日本からアメリカに挑戦したいビジネスありましたら、是非メッセージください。
https://www.facebook.com/ken.utsumi.14
Tel. 914-606-2540
Mail. kutsumi@castlehotelandspa.com