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共同通信
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【ニューヨーク共同】米連邦捜査局(FBI)は29日までに、2022年に発生した銃乱射事件に関する報告書を発表した。件数は21年の61件から50件に減少したが、死傷者数は243人から313人に増え、18年以降の5年間で最多。専門家は「この傾向を大きく変える必要がある」と銃規制の強化を訴えた。
FBIは人が多い場所で殺人を目的に銃を継続して発砲した事件を乱射と定義。昨年は首都ワシントンと25州で発生し、100人が死亡、213人が負傷した。死傷者は5月の南部テキサス州の小学校(38人)、7月の中西部イリノイ州の独立記念日パレード(55人)での事件で多かった。