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共同通信
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【マニラ共同】自民党の萩生田光一政調会長は30日、フィリピンのサラ・ドゥテルテ副大統領と会談し、中国が軍事活動を活発化させる南シナ海の秩序維持へ緊密に連携する方針を確認した。萩生田氏はフィリピン沿岸警備隊への日本の支援を継続する考えを伝えた。
会談で萩生田氏は「日本とフィリピンは中国の東・南シナ海における一方的な現状変更の試みに直面する同志国だ」と強調。「日本は南シナ海を含む最前線で法執行業務に当たる沿岸警備隊への支援を惜しまない」と述べた。サラ氏も日本との連携強化に期待を表明した。