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共同通信
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【ロンドン共同】6日に行われる英国のチャールズ国王戴冠式の式次第概要が4月30日までに明らかになった。女性聖職者や、シク教や仏教などキリスト教以外の宗教代表が初めて式の進行に携わる。式を執り行う英国国教会の最高位聖職者カンタベリー大主教の公邸ランベス宮殿が29日に発表した。大主教は「伝統を祝うと同時に、現代の多様性も反映している」と強調している。
式典はロンドン中心部のウェストミンスター寺院で開かれる。発表によると、大主教が国王を紹介する「承認」や、国王が統治を宣言する「宣誓」、大主教が王冠を国王にかぶせる「叙任・戴冠」など五つのパートから成る。カミラ王妃も冠をかぶる。