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共同通信
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【ソウル共同】韓国の尹錫悦大統領は30日、同国大統領として12年ぶりの国賓訪米を終え帰国した。与党「国民の力」は米国の「核の傘」提供を軸とした拡大抑止の強化を図る26日発表の「ワシントン宣言」を「韓国の持続可能な平和と繁栄を保障する」と評価、外交成果をアピールした。
尹氏は26日にバイデン大統領と会談しワシントン宣言を発表。27日には議会で演説し、日米韓3カ国の安全保障協力の必要性を訴えた。米先端企業トップらへの「セールス外交」も展開、約8千億円の対韓投資を引き出した。
北朝鮮は核戦力を強化する姿勢を打ち出し、韓国内では中朝ロとの関係悪化や対立を懸念する声も出ている。