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共同通信
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沖縄県宮古島付近の陸上自衛隊UH60JAヘリコプター事故で、民間作業船は2日、機体の引き揚げに向けた海中作業を始めた。これまでに遠隔操作型無人潜水機(ROV)を使い、機体を大型の網の上まで移した。2日は網で包み込み、海上につり上げる手順に進む方針。風や潮流など気象条件次第で作業が遅れる可能性がある。
1日の機体回収に向けた準備作業では、作業船が新たに1人を引き上げ、死亡が確認された。自衛隊の捜索で4月に海底から見つかり、残されていた1人と同一かどうかは不明。陸自が死因や身元の特定を進める。