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共同通信
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【ロンドン共同】英国防省は2日までに公表したウクライナ戦況分析で、ロシアが昨年夏以降、ウクライナとの国境に近い自国領内に全長数百キロにわたる大規模な塹壕を構築したと指摘した。ウクライナ軍が計画する大規模反攻への強い警戒の表れと分析している。
英国防省は、2014年にロシアが併合したウクライナ南部クリミア半島北部のほか、ウクライナに近いロシア西部ベルゴロド、クルスク両州などで、塹壕の存在を画像で確認した。
ただ、こうした塹壕の一部はロシアが北大西洋条約機構(NATO)やウクライナに脅かされているとの主張を広めるために、地元の軍司令官らが建設を命じた可能性もあるとしている。