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共同通信
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沖縄県宮古島付近の陸上自衛隊UH60JAヘリコプター事故で、陸自は3日、海底から引き揚げた機体の主要部分を熊本県の高遊原分屯地に輸送するため、準備作業を進めた。宮古島の港に入っている民間作業船の甲板上で、腐食を防ぐ措置などを実施した。
陸自によると、作業船は4日以降に宮古島を出発して熊本県の八代港に向かい、その後は陸路で分屯地まで移動する予定だ。ヘリは陸自第8師団傘下で分屯地に拠点を置く第8飛行隊の機体。
作業船は2日、水深約106メートルの海底から操縦席を含む胴体部分や尾翼部分などを引き揚げ、港に入った。