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共同通信
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沖縄県宮古島付近の陸上自衛隊UH60JAヘリコプター事故で、海底から引き揚げた機体の主要部分を載せた民間作業船は4日、宮古島の港を出発した。数日中に熊本県の八代港に入る見通し。陸自はその後、機体を車両に移し、陸路でヘリの所属部隊が拠点を置く高遊原分屯地(同県益城町)まで運ぶ予定だ。事故原因の特定に向け、機体の損傷状況などを詳しく調べる。
作業船は2日、宮古島北西の水深約106メートルの海底から、操縦席を含む胴体部分や尾翼部分、燃料タンクのほか、事故当時の高度や速度などの情報が保存されているフライトレコーダー(飛行記録装置)を回収した。