中国、アフガン開発強化

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共同通信

 【イスラマバード共同】中国の秦剛国務委員兼外相は6日、パキスタンの首都イスラマバードで同国のブット外相と会談した。巨大経済圏構想「一帯一路」の一環で同国で道路や鉄道の建設が進む「中国・パキスタン経済回廊」への隣国アフガニスタンの取り込みを示唆し「アフガン開発の協力強化」で合意した。

 パキスタン外務省によると、ブット氏は中国と台湾が不可分の領土とする「一つの中国」原則を支持した。

 新華社によると秦氏は、タリバン暫定政権のムッタキ外相とも会談し「アフガンの平和や繁栄の早期実現を支援する用意がある」と述べた。ムッタキ氏は「一帯一路の枠組みの中で経済協力の強化を望む」と期待を示した。