ロシア勢が世界柔道出場

05/07/2023

　【ドーハ共同】ウクライナ侵攻で国際大会から除外されてきたロシアとベラルーシ勢が個人の中立選手（AIN）として復帰した柔道の世界選手権が7日、ドーハで開幕した。国際柔道連盟（IJF）の決定に反発したウクライナはボイコット。波紋が広がる状況で、来年のパリ五輪へ向けて重要な大会は14日まで行われる。

　初日は女子48キロ級でロシアのサビーナ・ギリアゾワが登場。IJFはソーシャルメディアで戦争のプロパガンダを発信したかなどの事前調査を経て、各選手に出場を許可した。

　IOCはロシア選手らの国際大会復帰に向けた諸条件を国際競技連盟に勧告し、その方針に準じた形で両国選手が大会に戻った。