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共同通信
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高知市で7日、「ビキニデーin高知」集会が開かれた。1954年に米国が太平洋ビキニ環礁で行った水爆実験で、高知の多くのマグロ漁船が被ばくしたとされる。集会では核実験場となったマーシャル諸島出身のエベレン・レレボウさん(42)が講演し、被ばくした母親の状況を通じ被害の現実を語りかけた。
集会は、高知県原水爆対策協議会(高知県原水協)などで構成する実行委員会が主催。3回目となる今年は県内外から約150人が参加した。
レレボウさんの母親は8歳で被ばく。レレボウさんは母から、就寝中に揺れを感じ、世界の終わりが来たと思ったと聞いた。