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共同通信
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【ニューヨーク共同】9日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前日比56.88ドル安の3万3561.81ドルで取引を終えた。連邦政府の借入限度額を巡る問題への警戒感から投資家が慎重姿勢を強め、売りが優勢となった。
イエレン米財務長官は、政府の借入限度額の引き上げを議会が決めなければ「6月1日にも政府資金が枯渇する」として早急な対応を求めており、先行き不安感が広がった。ただ、米消費者物価指数の発表を控えて様子見ムードも強く、値動きは限られた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は反落し、77.37ポイント安の1万2179.55。