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共同通信
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松野博一官房長官は11日の記者会見で、バイデン米大統領が先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)にオンライン形式で参加する可能性に言及したことについて所感を問われ「欠席を前提とした仮定の質問に答えるのは差し控える」と述べた。欠席に関する通告は来ていないと重ねて強調した。
松野氏は「米国との緊密連携」を強調し、戦争被爆地・広島から核兵器不使用の歴史をないがしろにすることは決して許されないとのメッセージを世界に発信したいとの考えも示した。検討中のG7首脳による平和記念公園への訪問を通じて「核兵器のない世界へのコミットメントを改めて確認する」と語った。