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共同通信
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政府は11日、人工知能(AI)の利活用に関するルール作りなどを議論する「AI戦略会議」の初会合を首相官邸で開いた。対話型AI「チャットGPT」などの生成AIが社会に普及しつつあることを踏まえ、教育機関や行政、企業がAIを使う際の活用法や規制の在り方について検討。
出席した岸田文雄首相は「AIには経済社会を前向きに変えるポテンシャルとリスクがある。両者に適切に対応することが必要だ。会議の内容や成果を国際的なルール作りに反映させたい」と述べた。
会議には研究者や弁護士、企業関係者ら計8人の有識者のほか、関係省庁の担当者が参加。AI研究に詳しい松尾豊東大教授が座長を務める。