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アジア系住民「歴史知らない」が25%
自らの民族性を強く認識ー民間調査

米国内でのアジア系住民に関する歴史について、「ほとんど詳しくない」「まったく詳しくない」と答えたアジア系米国人が25%に上ることが、ピュー・リサーチ・センターが実施した調査で明らかになった。「とても詳しい」が24%、半数は「ある程度詳しい」と回答した。
7千人以上の調査対象者のうち、5千人以上が米国以外で生まれており、アジア系米国人ではなく、自らの民族性を強く認識していることがうかがえる。
調査は、中国、韓国、フィリピン、インド、日本、ベトナム系の6カ国に系譜するアジア系米国人を対象に実施。アジア系住民に焦点を当てて実施した調査としては、最大規模だという。
調査報告書によれば、アジア系米国人は2010~19年の10年間で、他のどの人種よりも増加したものの、全米人口の7%、2300万人に過ぎない。
回答者の半数以上にあたる52%が、民族性に対するアイデンティティーを認識していると答えた。中でも、韓国系(66%)をトップに、ベトナム系(64%)、インド系(62%)が高かった。
日系人の回答者のうち、自らを日本人か日系米国人とした人は34%にとどまり、アジア系米国人と答えた人が25%、米国人と回答した人は20%だった。 (9日、ゴッサミスト)
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