Published by
共同通信
共同通信
先進7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議が11日夕、新潟市で開幕する。鈴木俊一財務相は開幕に先立ち記者会見し、ウクライナ周辺国の支援に「国際協力銀行による10億ドル(約1300億円)規模の資金動員を行うと表明する」と述べた。
12日以降は科学技術相会合が仙台市で、教育相会合が富山市と金沢市で、保健相会合が長崎市で相次ぎ開かれる。19日に開幕するG7広島サミットを控えた関係閣僚の協議は大詰めを迎えた。
財務相会議はウクライナに侵攻するロシアへの経済制裁の「抜け穴」をふさぐ方策も話し合う。鈴木氏は「戦争遂行能力に圧力をかけ続けていく点から必要な対応を議論したい」と語った。