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共同通信
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【ニューヨーク共同】トランプ前米大統領は11日、ニューヨーク連邦地裁の陪審が約27年前の性的暴行を認め、総額500万ドル(約6億7千万円)の支払いを命じたことを不服として、連邦高裁に控訴した。
前大統領は一審の法廷に一度も姿を見せなかった。9日の評決後、自身のソーシャルメディアで「魔女狩りだ」と反発。10日のCNNテレビの番組に出演した際も「でっちあげの作り話だ」と非難した。
作家で雑誌コラムニストとしても知られるジーン・キャロルさんは、1995年秋から96年春ごろ、トランプ氏にニューヨークの高級百貨店の試着室で強姦されたと主張し、強姦と名誉毀損で提訴した。