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共同通信
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東京都江戸川区の住宅で2月、住人の契約社員山岸正文さん(63)を殺害したとして、殺人容疑で中学教諭尾本幸祐容疑者(36)が逮捕された事件で、被害者宅にあったナイフが凶器として使われた疑いがあることが11日、捜査関係者への取材で分かった。ナイフは見つかっていない。警視庁小松川署捜査本部は11日、勤務先の区立中にある尾本容疑者の机やロッカーなどを家宅捜索した。
捜査関係者によると、山岸さんは2月24日、自宅の玄関付近で、刃体がなくなったナイフの柄の部分を手に持って、血を流して倒れていた。同居する80代の母親は、このナイフを「自宅にあったもの」と説明している。