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共同通信
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沖縄県宮古島付近の10人乗り陸上自衛隊ヘリコプター事故で、陸自トップの森下泰臣陸上幕僚長は11日、記者会見し、6人の死亡が確認されたことに関し「かけがえのない隊員の命を失うことになり、痛恨の極みだ」と述べた。回収したフライトレコーダー(飛行記録装置)については「大きな不具合があるとは聞いていない。データを抽出、解析している途中。何かが解明できた事実はない」と説明した。
森下氏は「二度と事故を起こさず、国民に安心してもらえるよう原因究明と再発防止に努める」と強調。調査の時期的な見通しは「予断を持って伝えるのは困難だ。引き続き解明に注力したい」と述べるにとどめた。