Published by
共同通信
共同通信
【ソウル共同】自民党の麻生太郎副総裁は11日午後、韓国を訪問した。同日夜に尹錫悦大統領とソウルで会談する予定。日韓関係を巡っては岸田文雄首相が7日に訪韓し、首脳同士の相互訪問「シャトル外交」を本格的に再開した。麻生氏も訪韓を通じ、関係改善を後押しする。
麻生氏は訪韓に先立つ麻生派会合で、シャトル外交復活を評価した上で「皆でいろいろな形のものが出来上がってこないと、両国関係はなかなかうまくいかない」と指摘。首脳同士以外の関係構築が重要との認識を示した。
会談では、19日に開幕する先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)に招待国として参加する韓国の役割に期待を示すとみられる。