RELATED POST
公立校生徒1人に391ドル支給
NY市、コロナ禍の食費補填

ニューヨーク州政府関係者は、2021〜22年度および22年度夏季分として、ニューヨーク市内の公立校の生徒1人当り少なくとも391ドルを支給すると明かした。新型コロナウィルスによるパンデミック下で無料の給食を受けられなかった期間の食費を補填する連邦給付金プログラム「P−EBT」による措置だ。
対象は21〜22年度、22年度夏季に幼稚園〜12年生だった子ども。プリKの児童やチャータースクールなどの生徒は連邦政府の給食支援プログラムを受けていることが必要だ。支給額は夏季分として生徒1人に391ドル。これに21〜22年度中に1〜5日欠席またはリモート学習となった月毎に21ドルを加算する。欠席日数によっては、1人で最大1671ドルになるという。
欠席が6〜15日の場合は78ドル、16日以上は128ドルとなる。特別な申し込みは不要だが、州のホームページを通じてコロナで欠席したことを通知することもできる。支給はすでに始まっており、9月までに完了する。
P−EBTによる食費補填は19〜20年度、20〜21年度にも実施された。すでに専用カードを受け取っていれば、それに加金される。新規の場合はカードが郵送されてくる。紛失した場合は、1−888−328−6399で再発行を受けられる。カードは食料品購入にのみ使うことができる。州内の家庭の30%が食費に事欠く中、P−EBTは多くのニューヨーカーにとって「命綱となる」と専門家は指摘している。(10日、チョークビート)

→ 最新のニュース一覧はこちら←
RECOMMENDED
-
NY名物のステーキ、ずばりオススメの店は? セレブ御用達や「フライドポテト食べ放題」も
-
アメリカでいちばん人気の犬の名前は「ルナ」 3年連続でトップ、日本名との違いは?
-
NY初の「バンダイ」体験型施設に潜入!200台を超えるガシャポンに、アメリカ初のゲーム機も
-
連載『夢みたニューヨーク、住んでみたら?』Vol.10 ニューヨーカーはなぜ「手ぶら」で歩く?
-
実は面白い “トレジョ” のアート、ディスプレイからパッケージまで「気が付かないのはもったいない」
-
無料で雑誌「The New Yorker」の世界にどっぷり浸れる、今行くべき展覧会
-
北米初のユニクロ「カフェ」がNYにオープン、気になるメニューや価格は?
-
不要なものを買わない方法 NYタイムズが「節約術」を紹介
-
ニューヨーカーが使う節約術、マンハッタンの無料巡回バスとは? 停留所は33カ所も
-
「1人暮らし」はつらいよ NYの生活費、全米平均の3倍