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共同通信
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【エルパソ共同】米政府の移民流入制限措置「タイトル42」が失効して一夜明けた12日、メキシコのエブラルド外相は米国との国境地帯は平穏だと述べた。米国の入国規制緩和を期待した移民希望者が殺到しているが、国境の町、米南部テキサス州エルパソでは大きな混乱は見られなかった。
新型コロナウイルスの感染防止を理由としたタイトル42の失効に伴い、米政府は不法移民の送還を強化する新たな措置を導入。押し寄せる移民希望者の受け入れ態勢や流入を防ぐための国境管理に万全を期しながら警戒を続けている。
新たな措置が導入される前を見計らって米国への入国を目指す動きも一部で広がっていた。