Published by
共同通信
共同通信
自民党は12日、性的マイノリティに関する特命委員会、内閣第1部会の合同会議を党本部で開き、LGBTなど性的少数者への理解増進法案の修正案を巡り、内閣第1部会長の森屋宏参院議員に対応を一任した。党執行部は19日の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)開幕前の国会提出を目指す。保守系議員の一部は、この日も異論を唱えた。
執行部は法整備を進める姿勢を示し、差別解消に消極的との批判をかわしたい考え。党内手続きや公明党との調整を急ぐ。
12日の会議では、学校が性的指向や性同一性に関する理解増進に努めるとの条文をさらに修正した案が提示された。保守系の反発に配慮したとみられる。