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共同通信
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沖縄の日本復帰から15日で51年となるのを前に、「基地のない平和な島」を願う46回目の「平和行進」が13日、沖縄本島で始まった。主催者発表で県内外から約1950人が参加し、基地負担軽減や、南西諸島の防衛体制強化反対を訴えた。
本島南部の戦跡を巡る約10キロを歩くグループは、薄曇りで蒸し暑い中、沖縄戦で学徒動員された犠牲者の慰霊碑「ひめゆりの塔」(糸満市)を出発。参加者は「命どぅ宝(命こそ大切)」などとシュプレヒコールをあげた。2年連続で参加した兵庫県姫路市の中学教諭深江理沙さん(31)は額に汗を浮かべ「子どもたちに平和の大切さを伝えたい」と話した。