国境殺到の移民「半減した」

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共同通信
12日、米テキサス州エルパソのメキシコとの国境で米当局の対応を待つ移民(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】米国のマヨルカス国土安全保障長官は14日のCNNテレビで、移民流入制限措置「タイトル42」が失効した後、メキシコとの南部国境を越えようと殺到する移民が失効前と比べて「50%減少した」と述べた。失効に備えて何カ月も前から準備してきたとして、周到な対応が奏功したとの考えを示した。

 マヨルカス氏は、制限措置が失効する前には移民希望者が1万人以上いたが、12日に約6300人、13日には約4200人に減ったと指摘。理由として、不法入国した場合は強制送還されるが、入国には安全で合法的な方法があるとのメッセージを明確に伝えたからだと強調した。