Published by
共同通信
共同通信
【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は15日、ウクライナ情勢を協議する公開会合を開いた。ロシアが黒海を通じたウクライナ産穀物の輸出合意を延長しない可能性を示唆する一方、日本と欧米は「世界の食料安全保障を危険にさらしている」などと批判し、各国から合意の延長を求める声が相次いだ。
ロシア側は国連とトルコが仲介したウクライナとの4者合意に不満を示して18日の期限切れを主張。安保理会合でもネベンジャ国連大使はロシア産肥料と食料の輸出に対する障害が取り除かれない限り「合意の延長は保証できない」と語った。