米、中国のウイグル弾圧批判

05/15/2023

　【ワシントン共同】米国務省は15日、世界の信教の自由に関する2022年版報告書を発表し、中国政府が新疆ウイグル自治区のイスラム教徒の少数民族ウイグル族らに「ジェノサイド（民族大量虐殺）や人道に対する罪」を続けていると批判した。中国の反発が予想される。

　報告書は、中国政府による弾圧対象として、キリスト教徒やチベット仏教徒、中国当局が「邪教」と見なす非合法の気功集団「法輪功」も列挙。国家の利益に反すると見なした宗教関係者に対し、拷問や拘束、思想統制を行っていると訴えた。