Published by
共同通信
共同通信
【ヤンゴン共同】ミャンマー西部ラカイン州に大型サイクロン「モカ」が上陸し、イスラム教徒少数民族ロヒンギャの難民キャンプなどで少なくとも22人が死亡した。地元メディアが16日伝えた。行方不明者も多数出ており、犠牲者が約500人に上ると報じているメディアもあり、被害が拡大する恐れもある。
サイクロンは14日、ラカイン州に上陸。家屋など建物の倒壊のほかに、洪水や地滑り、通信網の遮断が起きた。ネットメディア「ミャンマー・ナウ」は、複数のキャンプで22人が死亡したほか、数百人が行方不明になっているとの地元住民の話を伝えた。
多くの住民が避難せず洪水で流されるなどしたとみられている。