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共同通信
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【北京共同】中国外務省の汪文斌副報道局長は16日の記者会見で、中国政府が新疆ウイグル自治区でウイグル族らを弾圧していると批判した米国務省報告書に対して「イデオロギー的偏見に満ち、決して受け入れられない」と述べ、断固反対すると強く反発した。
汪氏は中国国内では信教の自由が保障されていると主張し、米国は客観的な事実を無視していると批判。米国は「中国をけん制するための口実として新疆を使っている。国際社会は明白にそれを理解している」と語り、人権や宗教、民族問題を使って中国の内政に干渉することをやめるよう要求した。