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共同通信
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【苗栗(台湾北西部)共同】台湾北西部・苗栗県で16日、洋上風力発電事業「フォルモサ2」の完工式が開かれた。蔡英文総統はあいさつで「再生可能エネルギーを開発し続けていくことは、台湾産業の主要な地位を維持するために非常に重要だ」と述べ、再エネ開発を加速させる方針を表明した。
東京電力と中部電力の火力発電事業を統合したJERA(ジェラ、東京)が参画。可児行夫会長は「台湾は事業を決断して実現し、アジアの模範となった」とたたえ、台湾との協力関係をさらに推進したいとの考えを示した。
フォルモサ2の発電容量は37万6千キロワットが見込まれ、約38万戸相当の家庭電力を賄えるという。