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共同通信
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【カイロ共同】シリアのアサド大統領は18日、サウジアラビア西部ジッダに到着した。ジッダで19日に開かれるアラブ連盟の首脳会議に出席する。両国の国営通信が伝えた。中東メディアによると、シリアが2011年に内戦に陥って以降、アサド氏のサウジ訪問は初めて。
シリアは反体制派への武力弾圧で11年にアラブ連盟の参加資格を停止されたが、連盟は今月7日の臨時外相会合でシリアの復帰を決議した。首脳会議は内戦によるアサド政権の国際的な孤立からの回復を印象づける場となる。
アサド氏はジッダの国際空港に到着後、出迎えた西部メッカ州副知事のバドル王子らと握手を交わした。