東証、一時バブル崩壊後の最高値

Published by
共同通信

 19日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が続伸した。一時バブル経済崩壊後の最高値を更新し、約33年ぶりの水準を付けた。米連邦政府の債務上限問題に対する投資家の国際的な懸念が後退し、取引開始直後から買い注文が先行した。円安ドル高の進行も好感した。

 午前9時15分現在は前日終値比159円95銭高の3万0733円88銭。東証株価指数(TOPIX)は4.32ポイント高の2162.17。

 米債務上限問題が近く解決するとの期待から前日の米国株式市場が上昇し、東京市場でも流れを引き継いだ。平均株価は300円超上げ、3万0900円台を付ける場面があった。