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共同通信
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先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)2日目を迎えた広島は20日、ウクライナのゼレンスキー大統領の訪問が直前に迫り、いっそう緊張が高まった。テロに対する態勢がさらに強化され、空港や市街地では、重点配置された警察官が警戒に当たった。
日本側関係者によると、ゼレンスキー氏は20日夕にも広島空港に到着する。サミット最終日の21日のセッションに参加し、原爆資料館視察と慰霊碑献花も検討されている。
原爆ドームの近くに住む70代男性は「(ゼレンスキー氏の訪問は)勇気ある行動だ。実際に原爆が落ちた場所がどうなったか見てもらい、平和へのメッセージを広く発信してほしい」と話す。