岐阜・大垣の強盗に関与か

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共同通信

 東京・銀座の高級腕時計専門店で起きた強盗事件で、警視庁に逮捕された10代の男4人のうち19歳の男1人が、事件の6日前の5月2日に岐阜県大垣市で起きた強盗致傷事件に関与した疑いがあることが19日、捜査関係者への取材で分かった。

 岐阜県警によると、大垣市の事件は2日午後に発生。住宅に男4人が押し入り、会社役員の70代の男性を「金はどこだ」と脅して暴行し、金庫を奪った。男性は顔に軽傷を負い、県警が強盗致傷容疑で捜査している。

 銀座の事件は5月8日午後6時15分過ぎに発生。仮面姿の3人がショーケースを次々と破壊し、腕時計など74点(販売価格約3億円相当)が奪われた。3人は近くに止めてあった車に乗り込み、逃走した。

 警視庁は直後に東京都港区赤坂のマンションに侵入した疑いで横浜市の男4人を現行犯逮捕。18日に腕時計専門店への強盗容疑などで再逮捕していた。

 18歳の高校3年生以外の3人が地元の仲間で、4人のうち1人は「知らない」などと再逮捕容疑を否認。大垣市の事件に関与した疑いがある19歳の男を含む3人は黙秘している。