G7首脳、厳島神社を訪問

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共同通信
世界遺産・厳島神社を訪問し、集合写真に納まる(左から)EUのミシェル大統領、イタリアのメローニ首相、カナダのトルドー首相、フランスのマクロン大統領、岸田首相、バイデン米大統領、ドイツのショルツ首相、英国のスナク首相、EUのフォンデアライエン欧州委員長=19日夕、広島県廿日市市(代表撮影)

 先進7カ国(G7)首脳は19日夕、広島県廿日市市の宮島を訪問した。世界遺産・厳島神社で、海上に立つ大鳥居を背景に集合写真を撮影。老舗旅館「岩惣」で食事を取りながら首脳会議(サミット)の討議に臨んだ。

 岸田文雄首相ら各国首脳は、高速クルーザーに同乗して宮島に移動。ただバイデン米大統領は、大統領専用ヘリコプターを使った。

 首相は2016年に広島で開催されたG7外相会合の際も、当時の外相として各国外相を宮島に案内し、厳島神社で舞楽を観賞した。

 討議会場の旅館は、初代首相の伊藤博文や作家の夏目漱石、連合艦隊司令長官山本五十六ら著名人が数多く宿泊したことで知られる。