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ハロウィーンパレードの仕掛け人が死去
操り人形デザイナー、芸術・エンタメに貢献

ニューヨーク市恒例のハロウィーンパレードの仕掛け人で、市の芸術とエンターテインメント業界に大きく貢献した操り人形のデザイナー、ラルフ・リーさん(87)が12日、惜しまれつつこの世を去った。妻のケイシー・コンプトンさんがニューヨーク・タイムズに語ったところによると、リーさんは数カ月前から合併症を患っており、マンハッタン区の自宅で息を引き取った。
ヴィレッジ・ハロウィーン・パレードのウェブサイトによれば、パレードは当初、リーさんの子供たちとその友人たちのために、近所の家から家へと散歩することから始まった。その後、パレードは年々規模が大きくなり、仮装をした平均6万人の参加者と約200万人の観客が集まる今日の成功イベントに至った。NBCによると、リーさんは、1980年代にはパレードの運営から退いていた。
リーさんは、ハロウィーンパレードの仕掛け人というだけでなく、NBCのテレビ番組「サタデーナイトライブ」で70年代に人気を博したキャラクター、出演者を食べる鮫「ランドシャーク」のデザインでも知られる。テレビの他にも、メッタウィー・リバー・シアター・カンパニーのアーティスティック・ディレクターとしても活躍し、リーさんのデザインは多くの作品に登場した。(17日、シークレットNYC)
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