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共同通信
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岸田文雄首相は、広島入りしたウクライナのゼレンスキー大統領と共に、21日に平和記念公園内の原爆資料館を訪問する方向で調整に入った。原爆慰霊碑に献花もする。訪問とは別に、首脳会談も予定している。複数の政府関係者が20日、明らかにした。
関係者によると、ゼレンスキー氏はロシアによる核威嚇を深刻に受け止め、資料館訪問に関心があると日本側に伝えてきたという。首相は予定している招待国との2国間会談の日程を調整し、視察に同行する。
両首脳は資料館で被爆の惨禍が分かる展示を視察することで、「核兵器の使用に反対する」とのメッセージを発信したい考えだ。