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共同通信
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【ソウル共同】韓国のソウル中心部で20日、東京電力福島第1原発の処理水海洋放出に反対する大規模な集会が開かれ、最大野党「共に民主党」の李在明代表らが参加した。李氏は、海洋放出は「隣国が被害を受けようが、世界の海が汚染されようが、関係なく海に捨てる」行為だとし、反対しない尹錫悦政権を批判した。
韓国では処理水放出への懸念が強く、集会では漁業者や市民団体が処理水の日本国内での保管を求めて市街地を行進。今月の日韓首脳会談での合意に基づき、韓国の専門家らによる視察団が21日から訪日する予定だが、野党議員は「日本側の説明を聞いて帰ってくるだけだ」と非難した。