浅草三社祭「連合渡御」4年ぶり

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共同通信

 東京の下町に初夏の訪れを告げる浅草神社(東京都台東区)の三社祭は20日に中日となり、氏子らがみこしを担いで町を練り歩く「連合渡御」が4年ぶりに行われた。地元町会のみこし約100基が次々と現れると、見物客から大きな歓声が上がった。最終日の21日、本社の大きな3基が繰り出す「宮出し」で最高潮を迎える。

 三社祭は20~22年の間、新型コロナウイルスの影響で規模が縮小され、連合渡御は中止。本社みこしをトラックや台車に載せて町を回る方式で実施されていた。

 再開された20日、各町会のみこしは正午過ぎから1基ずつ神社でおはらいを受け、出発。浅草は見物客らでにぎわい、外国人の姿も目立った。