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共同通信
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歌舞伎俳優市川猿之助さん(47)が、東京都目黒区の自宅で倒れているのが見つかる前、死亡した両親と同じく何らかの薬物を服用していた疑いがあることが20日、捜査関係者への取材で分かった。病院搬送後に胃の洗浄を受けていた。猿之助さんは「死んで生まれ変わろうと家族で話し、両親が睡眠薬を飲んだ」という趣旨の説明をしていたといい、警視庁は一家心中を図ろうとしたとみて調べている。
捜査関係者によると、2階リビングで見つかった両親は、司法解剖の結果、向精神薬中毒で亡くなった疑いがある。両親は床に並んで倒れ布団がかけられていた。猿之助さんは半地下のクローゼット内で発見された。