離乳食リンゴ詰まらせ?男児重体

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共同通信
男児が意識不明の重体となり、記者会見する新居浜上部のぞみ保育園の秋月ひとみ園長=20日午前、愛媛県新居浜市

 愛媛県新居浜市の新居浜上部のぞみ保育園で、生後8カ月の男児が給食で提供された離乳食のリンゴを食べた直後に呼吸困難になり、意識不明の重体となっていることが20日、分かった。喉に詰まらせた可能性が高いという。記者会見して発表した秋月ひとみ園長(56)は「このような事故を起こした責任を痛感している。申し訳ない」と謝罪した。

 同園によると、16日午前10時半ごろ、縦7ミリ、横2ミリ、厚さ3ミリの大きさに切ったリンゴ2かけらを保育士が男児の口に入れた直後、呼吸をしなくなった。園側が119番し、救急隊員が駆け付けたときには心肺停止状態だった。男児にリンゴのアレルギーはないという。