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共同通信
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ウクライナのゼレンスキー大統領は21日午後、G7広島サミット閉幕後、広島市の原爆資料館を訪れた。芳名帳に記帳した後、岸田文雄首相と共に平和記念公園の原爆慰霊碑に献花。G7首脳らとの討議などでは全身カーキ色の服だったが、黒いトレーナーに着替えていた。
広島市の松井一実市長らの出迎えを受けた後、資料館に入った。岸田氏と合流し、約40分後に資料館から出た。
慰霊碑の前で松井氏から説明を受け、岸田氏との会談会場に向かった。その後の記者会見では原爆の熱線で死亡したとみられる人が直前まで腰かけ、影の部分が黒く残った「人影の石」に繰り返し言及した。資料館に展示された実物を目にした可能性がある。