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共同通信
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カンボジア南部のリゾートホテルを拠点としたグループによる特殊詐欺事件で、警視庁が約3万人分の名簿を押収していたことが22日、同庁への取材で分かった。詐欺の電話をかけるためのものとみられ、電話番号や住所が記載されていた。グループによる被害総額が昨年1月以降、計約9億4千万円に上るとみられることも判明した。
名簿は電子データや書類などで、拠点のリゾートホテルから見つかった。警視庁が入手経路を調べている。
警視庁は21日、京都府の60代女性から950万円相当の暗号資産をだまし取ったとして、詐欺容疑で住所不定無職の山田大志容疑者(38)ら19人を再逮捕していた。いずれも逮捕は3回目。